ACLS EP コース
コースの特徴

ACLS EPコースは、ACLSプロバイダーコースの更新と、院内、救急部、あるいは院外でチームリーダーに求められる救急救命スキルを学んでいただけるように設計されています。 ACLSプロバイダーコースの更新と、それにつづく経験を積んだプロバイダー(Experienced Provider, EP) にとってのトピックとケース学習に焦点を合わせるため、コース開始時のACLSプロバイダー試験に合格することがEPコース受講の条件です。

ACLSリニューアル試験のパートで総合的な判断にて不合格となった場合、 EPコース自体の履修は困難と思われますので、以降のコース参加をご辞退頂きます。その場合、見学参加も不可となります。 補習は行うことができないことになっています。 なお途中でご辞退いただいた場合、受講料の返却はございませんのでご了承ください。ACLSリニューアルコースとしての質の確保のため、厳しい参加条件となりますが、十分ご了承の上、受講お申し込みください。

受講対象者

・医療従事者(医師、看護師、救命士など医療国家試験有資格者)

・医療系学生(医学生、看護学生、歯学生等)

・その他医療関係者


アメリカ心臓協会(AHA)の作成したビデオを見ながら、熟練したインストラクターが丁寧に指導いたします。 グローバルスタンダードと世界中でも評価されているアメリカ心臓協会(AHA)のコースとなり、コース修了者には国際ライセンスカードが付与されます。

医療従事者を対象としたコースです。一般の方はご受講いただけません。



コース基本情報
受講時間
1日間(9時間程度)
受講条件

下記資格保有が必須

・AHA ACLSプロバイダー/インストラクター資格保有者(期限不問)

当日必要な教材
・ ACLS EP マニュアル&リソーステキスト AHAガイドライン2015準拠

「ACLS EP マニュアル&リソーステキスト AHAガイドライン2015準拠」については、株式会社シナジーによる直販のみの取扱となるため、ACLS Pressではお買い求めいただけません。
株式会社シナジー 販売ページはこちらから▶
内容

コース概要

ACLSプロバイダーコースの上位に位置するコースでACLSプロバイダーコースの更新カードも同時取得出来ます。 

ACLSの例外、特殊な蘇生や心停止前の状態の症例についての知識と技術の習得します。

・心血管系(STEMI,nonSTEMI,Strokeなど)

・臨床薬理と中毒

・呼吸と代謝(アナフィラキシー、喘息、DKAなど)

・心拍再開後の治療(低体温療法)

・ACLS EPサーベイ、鑑別診断(SAMPLEヒストリー、5H1T)などを用いて種々のケースについてディスカッションします。

 

「当日必要な教材」のほかに以下の教材も入手して目を通される事を推奨いたします。

・ECC(救急心血管治療) ハンドブック G2020

・AHA心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2020

・ACLSプロバイダーマニュアルG2020

筆記試験
あり
実技試験
あり
合格基準

・全てのコースプログラムへの参加

・実技評価の基準を満たすこと

・筆記試験の正解率が84%以上であること(42問/50問中)

*筆記試験はACLSコースと同じ内容(EPに対する筆記試験はありません)

標準受講料
31,000円(税込)
合格認定証


ACLS Experienced Provider eCard(有効期限2年間)
時間割
1日目開始PP内  容
受付8:008:30受付
開会8:308:40はじめの挨拶・注意事項
はじめに8:408:50ACLS EPコースの概要と構成
体系的なアプローチ8:509:15体系的なアプローチ/波形表示呼気CO2モニター
BLS
気道確保
9:159:55質の高いBLS
気道確保
9:5510:05休  憩
スキル評価10:0511:15メガコードスキルテスト
11:1511:25休  憩
知識評価11:2512:10筆記試験
12:1013:00昼  食
ラーニングステーション113:0014:00ACLS-EP ラーニングステーション1:心拍再開後
14:0014:10休  憩
ラーニングステーション214:1015:10ACLS-EP ラーニングステーション2:心血管系
15:1015:20休  憩
ラーニングステーション315:2016:20ACLS-EP ラーニングステーション3:臨床薬理と中毒
16:2016:30休  憩
ラーニングステーション416:3017:30ACLS-EP ラーニングステーション4:呼吸と代謝
まとめ/修了式17:3017:40まとめ、結果発表、修了式

※時間割は一例です。詳しくは各トレーニングサイトへお問い合わせください。