ACLSプロバイダーコース
コースの特徴
ACLSは心肺停止やその他の心血管エマージェンシーの処置を指揮する、またはこれに携わるヘルスケアプロバイダーを対象としています。理論的な説明、およびシミュレートされたケースへの積極的な参加により、受講者は心停止、心拍再開直後、徐脈/頻拍、脳卒中、および急性冠症候群の認識・治療における技術を向上させることができるようになります。
受講対象者

・医療従事者(医師、看護師、救命士など医療国家試験有資格者)
・医療系学生(医学生、看護学生、歯学生等)
・その他医療関係者


アメリカ心臓協会(AHA)の作成したビデオを見ながら、熟練したインストラクターが丁寧に指導いたします。 グローバルスタンダードと世界中でも評価されているアメリカ心臓協会(AHA)のコースとなり、コース修了者には国際ライセンスカードが付与されます。

ACLS コースを受講する前に*受講前自己評価を完了し、70 %以上の正答率に達成する必要があります。また、評価の結果(スコア)を印刷して受講受付時の提出が求められます。
*心電図(リズム認識)、薬理、および実用的応用の 3 つについて受講者の知識を評価するためのオンラインツール
実施手順はこちら



コース基本情報
受講時間
2日間(16時間程度)
受講条件

下記いずれかの資格保有が必須

・AHA BLSプロバイダー/インストラクター資格保有者(有効期限)
・AHA ACLSプロバイダー/インストラクター資格保有者(期限不問)

当日必要な教材
・ ACLSプロバイダーマニュアル 2020準拠(電子版も可)

内容

・コース概要
・治療システム
・蘇生科学
・体系的なアプローチ
・CPRコーチ
・質の高いBLSおよび気道管理の実習
・テクノロジーの確認
・急性冠症候群、急性期脳卒中
・高い能力を持つチーム
・心停止および心拍再開直後の治療
・心停止の予防(徐脈、頻拍(安定性頻拍および不安定性頻拍))
・メガコード実習
・筆記試験/メガコードテスト

筆記試験
あり
実技試験
あり
合格基準

・全てのコースプログラムへの参加
・実技評価の基準を満たすこと
・筆記試験の正解率が84%以上であること(42問/50問中)

 *筆記試験結果が84%未満の場合は当日1回のみ再試験を行う

標準受講料
38,980円(税込)
合格認定証


ACLS Provider eCard(有効期限2年間)
時間割
1日目所要時間内容
30分受付
15分挨拶、紹介、およびコース管理
Lesson 110分ACLSコースの概要と構成
Lesson 210分治療システム
Lesson 315分蘇⽣科学
Lesson 415分体系的なアプローチ
Lesson 510分CPRコーチ
Lesson 645分学習/テストステーション : 質の⾼いBLSの実習
Lesson 745分学習/テストステーション : 気道管理
Lesson 815分テクノロジーの確認
Lesson 910分認識 : 臨床的増悪の兆候
Lesson 1030分学習ステーション : 急性冠症候群
Lesson 1130分学習ステーション : 急性脳卒中
Lesson 1230分⾼い能⼒を持つチーム
Lesson 13150分学習ステーション : ⾼い能⼒を持つチーム : ⼼停⽌および⼼拍再開後の治療
2日目所要時間内容
30分受付
Lesson 1460分学習ステーション : ⼼停⽌の予防 : 徐脈
Lesson 1560分学習ステーション : ⼼停⽌の予防 : 頻拍(安定性および不安定性)
Lesson 16140分学習ステーション : ⾼い能⼒を持つチーム : メガコード実習
試験75分⾼い能⼒を持つチーム : メガコードテストおよびメガコードテストの詳細
45分筆記試験
閉会10分試験結果発表、修了式

※時間割は一例です。詳しくは各トレーニングサイトへお問い合わせください。