日本ACLS協会の2019年の活動を高く評価いただき、アメリカ心臓協会(American Heart Association:AHA)から ですが、そもそも「AHAプラチナ賞って何?」という方も多いはず・・・ この記事では、AHAプラチナ賞の解説と授与式の様子を紹介します。 |
そもそもAHAプラチナ賞とはどのような賞なのでしょう。
AHAプラチナ賞とは・・・
インストラクターや受講生に対して、質の高い教育・講習を実施しているトレーニングセンターに与えられる賞です。
おおまかな評価対象となる項目は以下の通りです。
- 年間コース受講者多数
- 年間開催コース多数
- 高品質なコースの提供
- 国内に広く心肺蘇生法普及活動を認知させる
なんと、AHAと協定を結んでいる団体は世界中で900以上にものぼります。
(日本国内には当協会を含め9つの団体が協定を結んでいます。)
その中で今回、プラチナ賞に輝いたのは当協会含め世界で2団体のみ!
とても希少価値の高い賞なのです。
アメリカ心臓協会(AHA)Recognition Award(2018-2019)紹介ページはこちら
受賞ITCリストはこちら
AHA副社長のMichael Hulley氏(写真右から2番目)より重厚感漂う記念楯をいただきました!
当協会は2014年からAHAプラチナ賞6年連続受賞。
6年連続受賞は世界初ということで、とても重みのある楯ですね。
世界的に知名度の高いAHAより活動を認められ、名誉ある賞を受賞できるのはとても喜ばしいことです。
このような賞をいただけましたのも、ひとえに皆様の暖かいご支援のおかげと心より感謝しております。
しかし、他国と比べて国内では心肺蘇生法がまだまだ認知されていないのが現状です。
国内における心疾患による死亡数は年々増加傾向にあり、平成30年には208,221 人(全死亡者の15.3%)もの人々が命を落としています。これは悪性新生物<腫瘍>に次いで、死亡数第2位の数字です。
(厚生労働省『平成 30 年(2018)人口動態統計(確定数)の概況』より引用)
正しい知識と手技で命は必ず救えます
6年連続で名誉ある賞をいただいているという事実、そして世界最高賞受賞の誇りと責任を持って、これからも心肺蘇生法普及活動に邁進して参ります。